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CSV をグラフにする方法(インストール不要・無料)

温度・圧力・電流などを記録した CSV を、時間の流れに沿ってグラフで見たい。そんなときの方法と、つまずきやすい点をまとめました。

更新日: 2026-10-28

Excel でグラフにするとき

行数が少なく、系列も数本なら Excel で十分です。時刻の列とデータの列を選び、[挿入]から散布図(直線)を選びます。折れ線グラフは X を「項目」として等間隔に並べるので、記録の間隔がそろっていないデータでは、時間の軸がずれて見えます。

次のようなときは、Excel では手間が増えます。

  • 行数がワークシートの上限(1,048,576 行)を超える(巨大な CSV を開く方法)
  • 系列が多い(1 つのグラフに入るのは 255 系列まで)。単位の違う系列ごとに軸を分けたい
  • 同じ形式のファイルが毎日でき、そのたびにグラフを作り直している

ほかの方法

  • Python(matplotlib など): 自由に描けて、処理も自動にできます。Python の環境とプログラムが必要です。
  • gnuplot: コマンドでグラフを描くフリーソフトです。書き方を覚える必要があります。
  • Kst: 大量の時系列データを描くためのフリーソフトです。インストールが必要です。
  • LOGADEC: ブラウザで開くだけで使える時系列データの表示・解析ソフトです。インストールは不要で、無償版で表示と解析の機能をすべて使えます。

LOGADEC で CSV をグラフにする手順

  1. ブラウザで今すぐ試すから起動するか、無償版をダウンロードして、展開した HTML ファイルを Google Chrome か Microsoft Edge で開きます。
  2. [CSV/Excel]を押して CSV を選びます。見出しの行・単位の行・データの始まり・X軸にする列が推定され、プレビューに色で示されます。
  3. 見たい列を選んで[読み込む]を押します。
  4. [系列]タブで[全選択]を押すと、グラフに表示されます。
  5. 表示の形を選びます。重ねて表示する「統合表示」、上下に並べる「縦列表示」、2 つのデータを左右で比べる「2 画面」があります。
  6. 報告書に貼るときは、[画像出力]で PNG・JPEG・WebP・SVG に書き出します。

グラフの操作は、説明書のグラフの操作にくわしく書いています。

CSV のつまずきと、LOGADEC での扱い

こんなとき原因LOGADEC では
日本語の列名が文字化けする文字コード(Shift_JIS と UTF-8)の違い自動で判定します。違うときは[詳細設定]で切り替えます
先頭に装置名や日付の行がある見出しの前に説明の行がある見出しの行とデータの始まりを推定し、プレビューに色で示します
列名の下に単位の行がある単位の行単位として読み、系列名の後ろに [rpm] のように付けます
時刻の列が「2026-10-01 08:00:00」日時の文字日時の列を見分けて、X軸に使います
区切りがセミコロン・小数点がカンマヨーロッパの書式「1,50;20,25」のようなファイルも、そのまま読みます
Q

よくある質問

FAQ
無料で使えますか。

はい。無償版で、表示と解析の機能をすべてお使いいただけます(読み込める系列は 1,000 まで)。登録も不要です。

Excel のファイルもグラフにできますか。

はい。.xlsx・.xls・.xlsm を読み込めます。1 回の読み込みで 1 つのシートを読みます。

グラフを画像にできますか。

はい。PNG・JPEG・WebP・SVG で書き出せます。SVG は線や文字を図形のまま書き出すので、あとから色や文字を直せます。

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ほかのガイド

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行数の上限で途中までしか読み込めない CSV を、分割せずに開いてグラフにする方法。

TDMS ファイルを開く・グラフにする方法

LabVIEW や NI の計測器で保存した TDMS を開いて、グラフ・解析・CSV への書き出しをする方法。

お手元のデータで、そのまま試せます。